2022.09.09

すみれだより

すみれだより9月号巻頭言

《理事長に就任して》

 

7月1日に和泉耕二前理事長の後を引き継ぎ、理事長に就任いたしました渡邉一衛(わたなべいちえ)です。保護者の皆様には、6月の子どもたちのお迎えの際に和泉前理事長の紹介をうけ、ご挨拶を致しておりますが、改めてよろしくお願い申し上げます。

まずは自己紹介からですが、私は昭和25年すみれ幼稚園開園の年の1月生まれです。7年前に成蹊大学理工学部情報科学科を退職し、すぐに武蔵野市教育委員を拝命しました。それまで大学生を相手に教育・研究を行っておりましたが(現在は非常勤講師として数科目の授業を担当しております)、それからは小中学生のことを考えることとなりました。「武蔵野市のことが好きな子どもに育ってほしい」という思いがありそれはずっと変わりはありません。

そして、この7月からはさらに下の年齢の子どもたちのことを考えることになり、大変うれしく思っております。というのも、幼少時から小中高校を経て学習・経験した子どもたちが大学に入るというつながりが自分の中で完成することになります。大学の学習・教育を担当するためには子どもたちのそれまでの「学び」を知る必要があると感じており、それが少しずつでも実感として体験できるからです。

私は、幼稚園の子どもたちを中心に、「安心、安全で、明るい園」にしていきたいと思っております。7月、8月の夏休みに何回かお預かりの子どもたちと一緒に遊びました。こちらが笑顔で接すると笑顔で答えてくれる素直な子どもたちです。子どもたちがこの笑顔をいつも持ち続けてくれればという思いを強く感じました。園の子どもたち、先生方、保護者の皆様から学びながら、理事長としての仕事に携わっていきたいと思っております。「一生が学び」を強く実感いたしております。

すみれだより 令和4年9月号  理事長 渡邉一衛

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